内科の総合的な診療
高血圧症、高脂血症、糖尿病 等々、一般的な内科疾患に責任を持って診療致します。
風邪症状、腹痛、倦怠感等々ありふれた症状でも気軽にご相談ください。
その中には重大な疾患が隠れていることがあります。
消化器病一般、内視鏡検査
逆流性食道炎、胃炎、腸炎、胃・十二指腸潰瘍、ピロリ菌の除菌療法、過敏性腸症候群、胆石症など消化器疾患一般について専門的に診療いたします。
必要に応じて腹部超音波検査や上部内視鏡検査(経鼻も可)をおこないます。
腹部症状には緊急手術が必要なものから、器質的には異常なく精神的な要素の大きいものまでいろいろあります。対応もさまざまで、すぐに救急車を手配したり、場合によっては精神科を紹介することもあります。
症状があれば、まず受診ください。
肝臓病
ウィルス肝炎、脂肪肝、アルコール性肝障害など肝臓病一般について専門的に診療します。
近年C型肝炎はインターフェロンなしで経口薬だけで、副作用も少なく高率に治癒出来るようになりました。当院でも積極的に施行しています。
またB型慢性肝炎についても経口剤単独、あるいは症例によりインターフェロンを加えた抗ウィルス療法を実施しています。
検診などで肝機能異常を指摘されたときには精査しますので受診ください。
他院通院していて診断がつかない、よくならないときなどもご相談ください。意外な疾患が見つかることがあります。
神戸市のみでなく芦屋市、西宮市など周辺地域の方にも来院して頂いています。
当院では、以下のような予防接種・ワクチンを実施しております。
ご希望の方はあらかじめお問い合わせください。
- インフルエンザ
- 肺炎球菌ワクチン
- B型肝炎ワクチン
- 麻疹・風疹 など
- 上部内視鏡検査(経鼻も可)
- 腹部超音波検査
- 胸部・腹部レントゲン検査
- 心電図検査
- 血液(検血、CRP測定)・尿検査
など、一般的な検査が可能です。
内視鏡
いわゆる胃カメラの時代から約30年間携わってきました。経鼻、経口どちらでも可能です。経鼻は細径で、経口は細径、太径どちらでも可能です。
内視鏡のカメラとしての精度は経口の太い内視鏡のほうが優れていますが、若年の方では嘔吐反射を強く引き起こすことがあり、そのときは経鼻細径のほうが十分な観察が可能です。いままでから経口の内視鏡になれている方にはそちらをお勧めします。
なお麻酔については局所麻酔で施行していますが、通常これで十分です。意識をなくす全身的な鎮静剤の使用は、血圧低下、呼吸抑制の危険もあり当院ではあえて施行していません。
内視鏡はPentaxを導入しています。もちろん洗浄機、保管器なども設備し清潔には万全を期しています。
超音波装置
腹部診療の聴診器にあたる基本的な機器です。病院によっては技師が施行しますが、そのような環境にはなく、やはり約30年継続施行してきました。
肝疾患診断の1st step として重要です。肝癌を小さいうちに発見するのはたいてい超音波装置によってです。脂肪肝、胆石、膵癌、腹水、動脈瘤 等々の診断など効能を数え上げればキリがありません。
当院ではH26/3に東芝製の超音波装置を導入しました。
かなりグレードの高い機種で今までより、より鮮明に病変の描出が可能になりました。
また頚動脈エコーも可能なプローブも新規に導入しました。
高脂血症の患者さんも多くおられ、合併症としての動脈硬化の程度を容易に観察することができます。また頚動脈観察の過程で偶然に甲状腺に腫瘍が発見されたりすることがあります。